チリ国境近くのアルゼンチン西部に位置し、チリのサンチャゴ、アルゼンチンのメンドーサがゲートとなります。
山名は現地語で「岩の番人」という意味。名前の通り巨大な岩塊の山です。
7大陸の最高峰、セブンサミッツの一つで、欧米人にも人気があり、世界中の登山者が集まるBCは遠征登山の雰囲気が体験できます。
積雪の状況にもよりますが、技術的には難しいところはなく、基本的なアイゼンワークができればチャレンジ可能な、比較的登りやすい山です。
しかしながら高所順応に関しては、ほぼ7,000mの標高を無酸素で登るために、慎重な高所順応の対策が必要です。
また、高所で血液循環が悪い中、気温が低いために十分な凍傷対策が必要です。
≪ツアー代金≫
[table width=”100%” class=””] [tablerow align=”center” class=”” bgcolor=””] [tablecell align=”center” class=”” bgcolor=”lightgrey”] 2023年12月19日(火)〜2024年1月9日(火)[/tablecell] [tablecell align=”center” class=”” bgcolor=””] ¥1,598,000.
[/tablecell] [/tablerow] [/table]
●出発地:東京発
●ツアーリーダー:東京より同行
●最少催行人員:6人
●食事:朝ー18 昼ー18 夕ー17
●燃油特別付加運賃などの航空券諸税の目安: ¥90,000.(2023年9月時点)
●1人部屋追加代金: ¥20,000. (メンドーサのホテルのみ)
●利用予定航空会社: デルタ、アメリカン、ユナイテッド、エミレーツ、カタール、カンタス、エアーカナダ、
日本航空、全日空、大韓航空、ラン、エールフランス、ルフトハンザ、英国航空
ツアーのポイント
憧れの南米大陸最高峰へのチャレンジです。
≪ツアー日程表≫
空路、経由都市で航空機を乗り継ぎ、サンティアゴへ向かいます。
宿泊地:機内泊 機食・機食
サンティアゴ到着後、送迎車にて国境を越え、メンドーサへ向かいます。
宿泊地:メンドーサ
入山手続きを終えた後、送迎車でラス・クエバスへ移動します。
宿泊地:ラス・クエバス 朝食・昼食・夕食
朝、馬で運ぶ荷物を預けた後、車でレンジャーステーションへ。
ここよりトレッキングを開始して、コンフルエンシアへ。
宿泊地:コンフルエンシア 朝食・昼食・夕食
アコンカグア南壁方面を往復し、高所順応します。
宿泊地:コンフルエンシア 朝食・昼食・夕食
アコンカグアのベースキャンプとなるプラザ・デ・ムーラスに入ります。
宿泊地:BC(プラザ・デ・ムーラス) 朝食・昼食・夕食
⑦BCにて休養&トレーニング
⑧BC→キャンプ・カナダ→BC
⑨BC→C1
⑩C1→C2方面→C1→BC
⑪BCにて休養
⑫BC→C1
⑬C1にて休養
⑭C1→C2
⑮C2→頂上→C2
⑯C2→C1→BC
⑰〜⑱予備日
※登山スケジュールは予定です。
すべて朝食・昼食・夕食
往路をレンジャーステーションまで戻り、
迎えの車でラス・クエバスへ。
宿泊地:ラス・クエバス 朝食・昼食・夕食
朝食後、送迎車でサンティアゴへ向かいます。
航空機を乗り継ぎ、帰国の途に着きます。
宿泊地:機内泊 朝食・昼食・機食
経由都市で航空便を乗り継ぎます。
宿泊地:機内泊 機食・機食
東京到着後、解散です。
機食
登山コース
*レンジャーステーション~コンフルエンシア
前半は斜度のあまりない草原の中の林道を登ります。吊り橋を越えると後半へ。川沿いの中斜度のルートを登ります。平坦な緑の草原につくとコンフルエンシアキャンプです。常設のテント村が広がります。
登り:450m/下り:0m/全長:8km/約4時間
*コンフルエンシア~南壁展望台(4000m地点)~コンフルエンシア
高所順応登山で、アコンカグア南壁のキャンプフランス方面にトレッキングします。予定では標高4000m地点まで歩きます。
登り:700m/下り:0m/全長:10km/約6時間
*コンフルエンシア ~ ピエドラ・イバニェス ~ プラザ・デ・ムーラス
この日の行程は22kmの長丁場。前半は10kmの斜度のない広大なU字渓谷の谷底を進みます。ピエドラ・イバニェスから後半へ。中斜度のザレ場をアップダウンを繰り返しながら高度を上げます。
キャンプ前にモレーンを越え、急斜面を登りきるとベースキャンプとなる、プラザ・デ・ムーラスへ。
登り:1050m/下り:0m/全長:22km/約10時間
*プラザ・デ・ムーラス~C1(ニド・コンドレス)
ピエドラ・コンウェイの岩塔、キャンプ・カナダを経由して、キャンプ・アラスカまでザレ場のジグザグのルートを急登します。キャンプ・アラスカを越えると斜度が緩くなり広大な斜面の登りです。なるべく斜度が出ないように大回りをしながら、ゆっくりと登ると、レンジャーも常駐する広大なキャンプ地、C1となるニド・コンドレスに到着です。
登り:1200m/下り:0m/全長:3km/約6時間
*C1(ニド・コンドレス)~C2(コレラまたはベルリン)
東側の急斜面のジグザクのルートを登ります。小さな小屋があるキャンプ・ベルリンへ。ベルリンより北東方面にトラバースして小さなコルを越えると、キャンプ・コレラです。その時の状況でベルリンかコレラのキャンプを選びます。
登り:400m/下り:0m/全長:2km/約3時間
*C2(コレラまたはベルリン)~アコンカグア山頂
ザレ場のジグザグの急斜面を登ると、壊れた昔の小屋が残るインディペンデンシア。ここから大トラバースへ。
少しずつ高度を上げながらグランカナレータ(大クールワール)の入口へ。斜度が急になり上部が望めればグランカナレータに入ります。ここからグズグズのガレ場の急登を登ります。雪が付いているときは、カナレータの右サイドのしっかり雪の付いていることころを登ると比較的登りやすい。視界が開けアコンカグアの南峰を南壁の雪壁を眼下に見るようになると山頂はすぐそこ。最後の小さな岩場を登りきると、南米大陸の最高地点に到着です。
登り:1000m/下り:0m/全長:3km/約10時間
*下山ルート
アコンカグア山頂~インデペンデンシア~C2(コレラまたはベルリン) 距離:3km 下り:1000m 5時間
C2(コレラまたはベルリン)~C1(ニド・コンドレス) 距離:2km/下り:400m/1時間
C1(ニド・コンドレス)~プラザ・デ・ムーラス 距離:3km/下り:1200m/2時間
プラザ・デ・ムーラス~コンフルエンシア 距離:22km 下り:1000m/6時間
コンフルエンシア~レンジャーステーション 距離:8km/下り:450m/2時間